梅の甘いぽたぽた漬け 3-本漬け
塩もみした赤じそと、酢、氷砂糖で本漬けをします。ポイントは氷砂糖を2か月間かけて何度かに分けて少しずつ加えること。そうすることでじっくりと甘みが入りますよ。
写真: 吉田 篤史
材料
つくり方
赤じそは葉を摘んでたっぷりの水で洗い、ざるにのせて乾かす。
水分が残っているとそこから傷む原因になる。
ボウルに赤じそを入るだけ入れ、塩の1/4量を加えて手で全体になじませる。ボウルの端に押しつけるようにして、しっかりともむ。
濁ったアクが出てきたら、しっかり絞って汁を捨てる。残りの赤じそと塩を数回に分けて加えながら同じようにもみ、アクは捨てる。
澄んだ汁が出るようになったら、酢カップ1/4を加える。
軽く混ぜると、きれいなピンク色になる。
保存容器にホワイトリカーなどを吹きつけて、消毒する。
保存容器に土用干しした梅を入れ、ヒタヒタになるまで残りの酢を注ぐ。
5の汁だけを加え、容器ごと回して軽く混ぜる。
表面を覆うように赤じそをのせる。
表面全体をムラなく覆うように赤じそをのせる。
氷砂糖の1/6量を赤じその上に並べ、ふたをして暗くて涼しい場所に保管する。
氷砂糖が梅に直接触れないように、赤じその上に氷砂糖をのせる。(氷砂糖が梅に直接触れると浸透圧で梅がしぼんでしまう)
残りの氷砂糖は2か月間かけて、5~6回に分けて加える。
氷砂糖を少しずつ入れて甘みをしみ込ませることがふっくら仕上げるコツ。
梅の状態によって、甘みののり方が違ってくるので、甘みが足りないようだったら、氷砂糖を適量追加する。
【食べごろ&保存場所】
〈半年後からが食べごろ〉
梅が常に甘酢に漬かっているようにして暗くて涼しい場所で保存する。最後の氷砂糖を入れてから4か月ほどたったぐらいが食べごろで、1年間はおいしく食べられる。
【こちらの手順も参考に】
梅の甘いぽたぽた漬け 1-下漬け
梅の甘いぽたぽた漬け 2-土用干し
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